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「玲奈ぁ♪またねぇ・・・」
「うん!!ばいばい!」

あれは、高校1年生の夏・・・

玲奈と別れたあとに混んでる駅のホームで待ってる時、誰かに押されて危なく線路に落ちそうになったのを、赤城くんに助けてもらった・・・

その後日、男子高校生らしき人大勢に囲まれて暴力されそうになったのを赤城君に助けてもらった・・・

赤城君は、長身で髪型黒ですこしはねていた・・・
顔は、モデル以上にカッコ良くて学校一王子様・・・。
勉強も運動神経も完璧という・・・

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「る・・・るき、はるき!!」
「ん、、、?」
目を開けるとそこには、赤城くんが・・・
「屋上に行ったら春樹が倒れてるからびっくりした・・・」
「ここは?」
「保健室」
「運んでくれたの?」
「あぁ・・・」
また、助けられちゃったな・・・
「ありがと・・・」
「別に、何かあったの?」
「な、何もないよ!!」
これ以上は迷惑掛けれないよ・・・

「ふぅん、なんかあったら言えよ・・・」
「うん、ありがと・・・」
みんなにこうなんだ・・・だから、期待しない・・・・