その男の子に連れてこられた場所は、野球部の部室…
「あ、あのぉ…」
「ねぇ?覚えてる?俺、君の彼氏だったんだよ?」
「ふぇ?そぉなんですか?」
「うん。」
「なんか、ごめんなさい…」
「大丈夫。俺の名前は、工藤竜希。」
「竜希さん。」
「俺一応先輩だけど…付き合ってた時はりゅーって呼んでくれてたんだよ?だからりゅーって呼んで?」
「あ、わかりました。」
「うんっ♪」
なんか、りゅーって…
かっこいいかも、金髪だけど…
顔は整っていて…優しいしっ♪
なんか、彼氏のことを忘れてるってそうとうひどいよね…
「じゃ、また!放課後…野球みに来てっ」
「わ、わかりましたっ」
「じゃーね、春樹。」
そっと、わたしの唇に優しいキスをして部室からでていった。
「あわわっ//////」
ど、ドキドキが止まらないよーっ///

あ、教室戻る前に…
顔赤くないか、チェックしてから教室に戻ろぉ////

トイレで、赤いかチェックしてみると…
もちろん…顔は真っ赤っか…////
は、恥ずかしっ////
んー、どしよぉっ////

あ!そうだっ///
「屋上行こぉっと…」
多分すぐ赤いの治るよね?
…って、あ!
じゅ、授業サボることになるじゃんっ!
でも…いいかなっ?


今日だけ、今日だけ~っ♪


軽い足取りで屋上へ向かった。