無事パーティーも終了した次の日の学校。
「…え?うそ?ほんと?」
「ほんとほんとー、」
「掲示板に書いてあった!」
ん?みんななんの話してるんだろ?
みんな同じような話ばっかり…

「春ーっ!おはよっ!」
「あ、おはよぉ、れな。」
「ねぇ?!正直に答えてね?、」
「うん…」
「春…赤城さまがいるのに他の男とヤったの?」
…へ?なにそれ…なにその噂…
「し、知らない…ってか、わたし…ずーっと祥大といたし…」
「そ、そうだよね?じゃ、誰がこんなデマを…」
「おぃ、春樹。ちょっと…」
もちのろん…
「しょ、祥大待ってっ!」
「んなぁ?俺以外の奴とシたの?」
「してない…信じて?」
「ま、お前はそんなこと俺様にできないよな…」
「…うん。」
そぅ、わたしは祥大には向かうことができない…
でも、わたしはそれでいいっ、

ってか、誰?
こんな噂流したの…
「…なぁ、ちょっと距離置こう。」
「……ぇ?」
それって…
「別れるの?」
「そぅじゃねぇ…けど、」
「やっぱ、わたしのこと信用してないの?もしかして…嫌いになった?」
「ちげぇよ…ちょっと片付けなきゃいけないことがたくさんあっからよ、」
…なにそれ、
「じゃ…」
勝手すぎるよ…
なんで?相談してよ、
止めたいのに。
うまく声が出ない…
祥大は遠くの女子と男子が集まる輪の中に溶け込んで行った。

もぉ…祥大がわからないよ…
久しぶりに保健室で休もう。