意地悪な彼に恋をした。


でも、やっぱりバイキングの方には人がいなくて…
みんな、庭にでてダンス中だよね。

もぉ、片っ端から食べてやるーっ!!
「はぁ、やっぱ…祥大と食べないと美味しくないなぁ…」
「ねぇ?ねぇ?一緒に踊らない?」
「ふぇ?」
声をかけられた方をみてみると、
メガネをかけた…すこし優しそうな男の人がいた。
「ねぇ?一緒におど「あの!わたしの連れなんで!」」
この声は…
「なるちゃんっ!?」
「やっほぉっ♪」
「このパーティーに来てるってことは大和くんと一緒?」
「うんっ♪」
「あ、春樹ちゃーん!」
遠くから走って来た大和くん。
「や、大和くん!」
「え?なになに?!祥大やめてこのメガネくんにしたの?!!」
「やーまーとー?違うわよ!ナンパよ!ナンパー。あり得ないわよね、本当。」
「は?違うけど?じゃ行こうか?」
そういってメガネをかけたひとはわたしの腕を引っ張ろうとする、
「い、いやっ…」
「おっさん!この子嫌がってんじゃん!」
「は?ガキは黙ってろ。」
なるちゃんのことを無視してわたしを引っ張ろうとする…や、大和くんわ?!……ご飯食べてるよ…

「…おい。メガネ、俺のものになに触ってんの?」
この声は…
「祥大……しょぉぉたぁぁぁ…」
祥大の声を聞いた瞬間涙がポロポロと目から溢れた…

「…春樹。ごめん…」
祥大は、わたしをなだめるように優しく抱きしめる。
「ヒック…ヒック…」
「大丈夫。俺はここにいるから…」
馬鹿だなわたし…祥大に迷惑かけてるじゃん…
迷惑は、かけるきなかったのに…
「ひょうたぁ…あのメガネさんわ?」
「ひょうだじゃねーよ、ばぁか。あの変態ヤローなら逃げて行った。」
「そ、そっかぁ…」
そんなことよりも、祥大を近くに感じられることが嬉しい…
「ったく、俺から離れるなって言ったのに。」
「ご、ごめんなさい…」
「祥大!もぅ、どこ行ったのかと…あら春樹ちゃん♪わたしたちのダンスみたぁ?上手だったでしょー?」
と、わたしに美しく輝く笑顔をみせる。
もちろんその相手は千奈さん。

正直言ってすごく上手だった…
わたしには絶対に叶わないくらい…

「千奈。お前馬鹿?俺に1番合うパートナーはこいつ…春樹しかいねーの。お前の親父と俺のクソババァが勝手に決めた奴とは付き合う気ねーし?」
「つ、付き合う?」
ま、まさか…本当に浮気?!