わたしは、不安になって…
祥大の手を強く握った。
祥大も、わたしの不安を感じ取ってくれたのか…大丈夫。そういうようにわたしの手を握り返してくれた。
「祥大に彼女なんてねー?あっ!わたし…冬野千奈っよろしくーっ♪」
「わたしは…赤城…春樹デス。よろしくお願いします。」
「可愛いーっ☆」
「でしょでしょ?最初はさ?憎かったけど…今はちょー好きなんだぁっ、」
と、告白気味のことをアヤメちゃんは言っている…
「おい。お前ら、服買いに来たんだから行くぞ。」
「「あー、ちょっと待ってよー」」
2人して、声揃ってるしっ…
「春樹…歩くの遅い。」
「し、仕方ないでしょ?!」
どう考えても足の長さが違うし…歩幅違うし…わたしは、小走りなんだってばっ!!
「ま、俺が足長いから仕方ないか?」
「…もぉ、疲れたぁ…小走りなんしてるわたしの、気にもなってよね?」
「じゃ、おんぶしてやるか?、」
「いいえ。結構ですっ!」
そういえば、いかにも仲良さそうなあの2人はどこへ??
「祥大ーっ!買ってきたぁっ!今から千奈の家へレッツゴー!」
アヤメちゃんがそういったので、千奈さんの家に行くことになった。
そして、千奈さんの家で衣装合わせ…
「祥大ー?これかな?」
「違う。」
「じゃ、これ?」
「違う。」
「じゃ、これー?」
「違う。」
そんな、やりとりを何回も何回も…
まるで、リカちゃん人形になったようにきせかえさせられて…
最後であろう…
薄ピンクにレースをまとったいかにもフワフワしてるミニワンピースを着た。
「祥大!今までで最高に可愛いよ!」
「……。」
やっぱ、似合ってないか…
わたしにドレスなんて…
「可愛いじゃん。春樹それに決定。」
「あ、ありがとぅ///」
「じゃ、帰るか…」
「ま、待ってよ!泊まってって?祥大。」
「は?無理。これから、春とラブラブ、イチャイチャすんだから。邪魔すんな。」
そういうと、わたしの腕を引っ張って自分のバイクに乗った。
ってか、イチャイチャするって…
しな…いよね?
「ほら、お前ん家着いた。」
「ありがとー。ねぇ?家寄っていかない?1人怖いから…」
「ったく…少しだけな?、」
「えへへ、ありがとーっ」
そうして、祥大は家へ来た。
「おじゃまします。」
「ねぇ!祥大っ!今日…親帰ってこないんだぁ…寂しい。」
「ふぅん?じゃ、まじでラブラブする?」
「えっ…あっ////えっと…」
ラブラブってアレだよね?
あの、アレだよねっ?
「ん〜?やだ?」
と、わたしをソファに押し倒した。
祥大は、もちろんわたしの上にまたがる状態でいる…
「しょ、祥大?」
「やべぇ、理性ぶっ飛んだかも。」
「えっ、ちょっ…んん。」
そして、強引にわたしの唇を奪う。

