「春ちゃん可愛すぎっ♪」
「鳴海さんは、美人さんですよっ♪」
「春ちゃんっ!鳴海さんはやめてよぉ♪鳴海でいいからっ♪」
そ、そんなこと言われても…
じゃ、じゃぁ…
「鳴海ちゃん…////?」
「きゃー♪顔真っ赤っ♪」
「な、鳴海ちゃんっ////」
「あのー…お取り込み中悪いけど、俺を忘れんなよー?」
あ、大和くん…忘れてたっ!
でも、新しい友達出来て嬉しいなぁっ♪

「じゃぁ…はい!私のメアドっ♪」
「あ、アリガトウゴザイマスっ!」
「じゃ、私行くね?ばいばぁい、大和!また来るからっ」
と、キラキラのスマイルで病室から出ていった。


「大和くん…」
「ん?なに?!」
「鳴海ちゃん美人さんだねっ♪」
「だ、だろぉ?」
もう、友達が出来たこと嬉しくて仕方ないっ♪♪

が…そんな楽しい時はすぐ終わり…

「赤城さん?注射の時間ですよっ」
で、でた…私の嫌いな注射…
はぁ…怖い、怖い…

「ちょっと、チクっとしますよぉ?」
いや、チクっだけでおさまるわけがないでしょー!!!?
い、いったぁぁぁぁぁぁい!

絶対、涙目になってるぅ…

「それじゃ、また来るわねー」
もぅ、来るなぁ!!
鬼、悪魔ぁ!!
「春ちゃんかわいー!」
「や、大和くん?!」
「な・み・だ・めっ♪」
「ち、違うもんっ!」

♪〜♪♪〜♪〜〜

あ!私の携帯っ!!
ディスプレイには[祥大]と表示されるっ!!!
え?!祥大っ!?

〈元気か?今日、行けなくてごめんな。明日は、行くから。注射でなくなよ?〉
………/////
なんか、嬉しいようなっ////

〈元気、元気っ♪ 泣きませんー!〉
一分もしないうちに返信っ♪


「…ぃ…ぉーぃ…おーい」
「あ、ごめんねっ、大和くん!」
「祥大に惚れすぎだから。泣き虫っ」
「な、泣き虫じゃなぁい!」
「あー、はいはい…」
て、適当っ!!!
ひどすぎる…

「赤城さん、気分どう?」
あ、先生っ!
「普通ですっ♪」
「明日には、手術したいんだけど…大丈夫かな?」
…………はい?しゅ、手術?
あのー、展開いきなりすぎません?