「あ…鳴海っ!」
「大和どぉゆーことっ?!」
鳴海さん?なんか、モデルさんみたいな綺麗な人ー。
「ち、違うってこれには訳が!」
……?鳴海さんは大和くんの彼女さん?
「訳ってなによ!?」
「祥大が、俺を挑発したんだ!」
「おい、挑発なんてしてねぇ。」
「そーじゃなくて!この子!かわいそうでしょ?!」
へ?どーゆうこと…?
「大和に抱きつかれたりして…かわいそうでしょ?こんなにかわいいのにー」
そして今度は、鳴海さんに抱きつかれたっ…
「なんだ…抱きついたことにおこってるわけじゃな「怒ってるわよ?」…え?」
「怒らないわけないでしょ?だいたいなんで女の子に抱きつくわけ?!わたしというモノがありながら〜…!!!」
大和くんと鳴海さんの会話はおいておいて…
「祥大ぁ…今日の授業のノートよろしくお願いしますっ…」
「あぁ。わかった…明日になるかもしれねぇけど、いいか?」
「あ、うん…。」
多分、アヤメさんと話しするんだよね?
けんかしてたっぽいし…。
「それじゃぁな。」
そぅ言って、祥大は病室から出て行った。

「ねぇっ♪名前なんていうのっ?」
鳴海さんに話しかけられたっ!
大和くんは…ベッドの上で…泣いてる!
この短時間になにがあったのっ?!
「あ、赤城春樹ですっ!」
「春樹ちゃんっ?!かわいー♪私、野田鳴海っ♪よろしくねっ♪」
「あ、よろしくお願いしますっ!」
これって、初の友達っ?!
「春樹ちゃんどこ中学校?」
………鳴海さん…。
「あの…私、高校2年生です…」
「あ、あれ?高校2年生?」
「あ、はいっ…」
「あらら、ごめんねっ!私も2年生だからためでいいよ?」
「う、うそっ…大人っぽかったから大人かと…」
び、びっくりしたぁ…、
「そして、俺の彼女ーっ♪」
「うるさいっ!」バシッ
あ、大和くん叩かれた…、