意地悪な彼に恋をした。

「プリン…食べたい…」
「ふぅん?食いてぇの?じゃ、プリンを食べさせてください。祥大様って言え。言えないならプリンはお預けだな…」ニヤッ
や、やっぱり…。
祥大のS発動……。
「食べたい~…でも言いたくない~」
「じゃぁ、プリンは俺の口の中行きだな?」
「ん~…わかりましたっ!言うので、プリンをっ!」
「だぁめ。先に言ってから。ほら、プリンを食べさせてください。祥大様って。」
「プ、プリンを…食べ…させてくだ…さい…祥大…様…/////…あっ!」
「よくできましたぁ、いい子、いい子。」そういって私の頭を撫でる…

いやいや、そうじゃなくて!
今の言葉どう考えてもおかしかった!
たべさせてください…食べさせてください!?
おかしいでしょ?!
「ほら、お望み通り…はい。あーん…」
「ち、ちがっ…ん…おいひぃ…」
あ、思わず食べてしまったっ…
「なにが違うって?普通に食ってんじゃん…」
「なぁ、俺も食っていい?」
「いいに決まってんじゃん、祥大が買ってきたんだもんっ♪」
「それじゃ、遠慮なく…いただきます♪」
その言葉と同時に…私の唇になにかが触れた…ううん、触れたというより接触したと言うべきでしょうか?
祥大の唇が私の唇にっ…////
今、プリン食べようとしたんじゃないのっ////
し、しかも…舌がっ////
私の口の中を…な、長いっ…////
さ、酸素不足~!

叩いて抵抗してみるも…
ビクともしない…
そして、やっと離れた…
こんなこと、前にもあったような…

「春樹…甘すぎ。また、このプリン買ってこよっ♪」
「ん~/////ここ病院だから////」
「知ってるけど?てか、春樹が叩いててもかわいいだけだから、」
「知ってるならなんで…/////」
「うん…春樹だから?」
………理由になってないし、

『消灯時間になるのでお見舞いにきてる方はおかえりください。』

「あー…じゃ、帰るわ、」
「あ、うん…」
帰っちゃうのか…
なんか、寂しいなぁ…
「寂しそうな顔すんな。また来るから。」
「うん…」
「あ、それと…」
“うまかった”。そう耳元でつぶやいておでこにそっとキスして、病室をさった…