祥大に言われたんだ…
だから、はやく直して祥大会うんだ!

「赤城さん?」
「あ、先生…。」
なんだっけ?確か…矢崎先生!
「気分はどう?」
き、気分…いいわけないよ?!
「あんまり良くないです…」
「だよね…入院嫌だよね?でも…なんかあったらいってね?」
「はい…嫌ですけど…はやく治したいんで!ありがとうございますっ」
「赤城さんはいい子だ。いい子には、ご褒美…はい。」
そう言って私にアメをくれた。
「ありがとうございます…」
「それじゃね?」
矢崎先生って、かっこいいし優しいし若いし…人気あるんだろうなぁ?

「はる…。」
「あ、まま…あの、さっきはごめんなさい!」
「はる…ままこそごめんね…はるつらいでしょ?」
「ううん。はやく、治して…学校行くからっ!心配しないで?ままも無理しないでよ?」
「うん…あ、これ荷物…、必要な物はとりあえず持ってきたからっ」
「うん、ありがとう。あ、もぅ、遅いから帰っていいよ?」
「でも…」
これ以上ままには迷惑かけれない…
「ままに体壊されたら困るもん…それに明日仕事はやいんでしょ?ほら、8時だから帰った、帰った。」
ほんとは、帰ってほしくないし…
心細い…でも近くに祥大がいる気がしたから…
「じゃまた…くるときmailするわね?」
「うんっ!ばいばい。」

そういうと、ままは病室からでていった…
なんか、寂しいなぁ…。
「祥大…会いたい…」
「ふーん…会いたかったんだ?」
………?!
「しょ、祥大?!」
「なにびっくりしてんだよ、ばぁか。」
「ば、ばかって…」
でも、すっごく嬉しい…
「ん。お前、プリン好きだろ?」
「ぇ…なんで知ってるの?」
知ってるの、和くんと玲奈だけなはずなのに…。
「さぁな?俺はお前のことますお見通しだから。」
「もぅ、なんでそんなことばかりいうかなぁ?」
「え?なに?プリンいらないって?」ニヤッ
い、今…すっごい悪い顔した!
なにか企んでいる悪い顔ー…