「それにしても・・・。よく留年しないですんだね・・・」
「な、玲奈ひどぉ!」
「ま、はる休んでばっかだったしな・・・俺たちとクラス違ったら友達いないんじゃね?」
「あ・・・」
そぅ、私はこの二人以外に友達がいない・・・
理由は簡単、私は体が丈夫じゃないから・・・
よく、熱が出る・・・
今年は休まないようがんばるんだ!
だから!!
同じクラスでありますように・・・

「な、なぁ・・・はる。俺たちクラス違うみたい・・・。」
「うん、しかもはるだけ・・・」
「・・・・・。」
嘘ですよね?神様嘘っていってくださぁい!
「で、でも・・・遊びに行くからさ!心配しないで!」
「そうだよ!それに春ならすぐ友達もできるって」
「二人ともありがと・・・」

ショックでクラス発表の紙を見ずに新しいクラスに向かった・・・。

ガヤガヤ

私は人ごみがはっきり言って苦手・・・
私の体が悪くなったのも人ごみが原因・・・。


「ふぅ・・・」
座席を見るために黒板に目をうつした・・・
窓側か・・・となりの人の名前位は覚えなきゃ・・・って、え?
そこには、“赤城 祥大”と書いてあった。
赤城祥大それは、私の初恋の相手・・・。
私の大好きな人・・・。

私に華のschoollifeが見えた気がした・・・


キーンコーンカーンコーン・・・


あ、私の隣に好きな人が・・・////


ガラガラ

「席につけぇ・・・って着いてるな、あははは」
この人が先生?なんか、愉快な人・・・
結婚してなさそぉ・・・
「俺は、このクラスの担任大山大樹だ。よろしく!」
30代前半くらいかな??

「じゃ、まずは隣と自己紹介すれ!!」
「「「えー自己紹介ー??めんどぉ・・・」」」
自己紹介・・・////
「いいから文句言わず早く!!」
「「「はぁい!」」」

「はじめまして、俺、赤城祥大。よろしくね?」
「あ、あの・・・私は、赤城春樹です・・・/////」
あー・・・絶対顔赤い・・・/////
「ん。よろしく。」
すごく可愛い笑顔・・・////
「よろしくお願いします/////」

「じゃあ!そこまでー!とりあえず・・・体育館に移動!!」
「「「「はーい」」」」

体育館=人ごみ・・・
行きたくない・・・・