意地悪な彼に恋をした。

*春樹side*

私は、夢中で走ってた…
あの場にいるのは辛かった…

アヤメさんと祥大お似合いだったな…
私とじゃ釣り合わない…
そんなことわかってる…


赤城祥大…
ありがとう。
末長くお幸せに…。
「帰ろ…」
「はるっ!」
私はその声で振り向いた…
振り向いた先にいたのは、
私の好きな人…
「祥大…」
「はる…」
そういって、私の方へ歩いてくる…
今は会いたくない…
話したくない…
「来ないでっ!」
ごめんなさい…
勝手な自分を許して…
「はる…」
「ごめんね…今は赤城くんと話せない…許して…」
自分で言ってて…
泣いてさ…触れてほしいとか思っちゃうんだ…ほんと、矛盾してる…

「わかった、話せるようになったら連絡して…」
寂しそうな顔で、私に一枚の紙を渡した…
「じゃぁな…また明日…」
そう言って祥大はその場を去った…
私も帰らなきゃ…


ーーーーーがちゃ

「あら、おかえりー、遅かったわね、」
「ただいま、うん…ちょっとね…」
「そぅ、そろそろご飯だからはやく着替えて降りてらっしゃい。」
「うん。わかった」
ままにまで心配かけてる…
ごめんなさい…