はい、私は今・・・
不機嫌な彼に問い詰められています。
「だから、なんで？」
しつこく聞いてくる祥大に私は、
「なんでもない！」
の一点張り、後でなにされるかわかんないからね・・・
「ったく、なんで？」
「だーかーらー、なんでもないいんだってば！！」
しつこいなぁ、心配かけたくないのに・・
「俺って、そんなに信用ない？」
「そぉいう意味じゃないけど・・・」
「じゃあ、どう言う意味？」
「えっとぉ・・・」
「な？教えて？」
ずるいよ、
こんなに優しくなるなんて・・・
頷くしかないじゃん・・・。
「ん。どうしたの？」
「じつは、、、」
アヤメさんのこと以外全部言った・・・。
「ばぁぁか、騙されやす過ぎんだよ、」
「うん…」
「そんなんじゃ、詐欺に会うぞ、」
「えぇ、会わないよぉ」
「いや、会う…ってか、化粧濃い先輩腹立つな、」
「そ、そんな！私が悪いんだしっ！」
「は？なにしたの？」
げっ、言っちゃったぁ…
「な、なにもしてないよ！するわけないじゃ…ん…んん…」
最後までいう前に口を塞がれたっ！
しかも、く、唇でっ/////
「ばぁか、嘘つくな…」
ーーーーピンッ
「ったぁぁぁぁ…なんでデコピンするのよっ？！」
「嘘ついたからっ？」
疑問系にするなぁぁぁぁぁ！
「で、なんでお前のせいなの？」
「だ、だからちがくて…」
ちがわないけどさ…
「なぁ？俺に言えないことあんの？」
・・・・。
そんな、ズルい…。
「そんなことは、ない！」
「な？いい子だから、言ってみ？」
いい子って…
私は子供かっ！！
でもさ、私この言葉に弱くて…
「実は…」
すべて話した…
アヤメさんが本命なんじゃないか、
私とは遊びなんじゃないか…
不安なことすべて…
こんなに言ったらフられること間違えなし…
はぁ、だから言いたくなかった…
「・・・・ばぁぁぁか。すこしは、信用すれよ。俺が好きなのはお前だけ、アヤメは…」
「アヤメさんは…？」
なぜか、アヤメさんのことを言う時だけ止まった…
