意地悪な彼に恋をした。


―――ゴツッ

「痛っ!」
急に止まるから、ぶつかっちゃったじゃないっ!!
「ん、入って、」
入ってって、化学準備室?!
「え?」
「いいから。」
「あ、はい・・・」
すごい目力。負けました・・・。

――――ガチャン

ん?!今の音は!?
「え?!」
「さ、お仕置きtime~♪」
「え?」
いやいや・・・
なんで、そんな楽しそうなの?!

「え?じゃねぇよ、お前田中にいっただろ、」
「あ・・・でも、ほら!気づいてないし!」
「そーいう問題じゃないの、だから、お仕置き、」ニヤッ
「だめ?お仕置きしなきゃ、」
「ん、今の顔反則・・・だからお仕置き、」
「い、意味わかんないよ!今の顔って?!」
「別に知らなくていいよ、」
もう・・・どうにでもなれ!
今まで、赤城くん言ってお仕置きされたんだ!
ほとんど、“ちゅー”だったっけど・・・

で、この状況は何?!
私の後ろにには、化学準備室の壁、前には、あと数センチでくっつきそうな祥大の顔・・・////
ち、近い・・・////
とりあえず、逃げなくちゃ・・・///
自分の手で祥大を押してみるも・・・
すぐ、手を掴まれ終了・・・
「お前、力弱すぎ・・・そんなことしても可愛いだけ、」
「か、かわいいっ////」
「俺からは、逃げられないよ?」
「・・・・・////」
なんか恥ずかしくなってきた・・・////


「なぁ、お仕置き受ける気になった?はる・・・」
「でも・・・ん・・・」
答えを出す前に、私の唇は奪われた////
し、しかも長いっ!!
「しょ、しょぉ・・・たぁ、」
「しゃべんな、って・・・」
「・・・・ん・・・」
何か生暖かいものが口の中に・・・
まさか、これって・・・舌っ?!
な、長いって!!
酸欠、酸素不足ーっ!!

やっと、はなされた唇・・・
「しょ、しょぉ・・・たぁ・・・なに・・・すんの・・・」
もう、息できないじゃん!
「何、ってお仕置き・・・」
「ち、ちがくて・・・」
「なに?もっとして欲しいの??」
「ち、ちが・・・」
「でも、きょうは終わり、俺、用事あるからいくわ。」
「あ、うん・・・」
ちょっと、さみしい・・・

「じゃぁな・・・」
「まって・・・」
そう言って、私は彼の制服の裾を引っ張る・・・