「こんなとこで、なにしてんの?」
「え?あ…今姫ちゃんとお茶が終わったところで…これからショッピングセンターに買い物行こうかなぁって…」
正直…瑞稀くんと話すのは、今は遠慮してたいかも?

「じゃ、僕もついてくよ。」
「なにいってるの?!」
「なにって…もう、7時になるし…いいだろ?」
……え?もう7時?
外も暗いし…怖いし…
今日だけ…
ついてきてもらおーっと…

「お願いします…」
「ん。じゃぁ、いこっか!」

瑞稀くんは、わたしと一緒にショッピングセンターに行くことになった…

瑞稀くんは、みた感じもかっこよくて…
…大学じゃ、1番モテる…。
これじゃ、わたし浮気してるみたいじゃん…

カフェからショッピングセンターまでは、近く…あっという間についた。


「ねぇねぇ?瑞稀くんはさ…彼女とかいないのー?」
「え?どうしたんだよ…いきなり…」
あ、変な質問しちゃった…
これじゃ、わたしが瑞稀くんのこと好きみたいじゃない…
「ま、彼女はいないけど…好きな奴はいるかなぁー?」
「へー…かっこいいからいるのかとおもったぁー」
はっ…なにいってんだろっ////
鏡をみなくても、顔が赤くなってるのがわかる/////

「そ、そういう…赤城はどうなんだよ?」
「わ、わたしは…「あれ?はるー!」え?この声は…れな?!」
わたしの目の先には…
高校卒業後テレビでしかみなくなった…玲奈と和くんがいた。

「…ど、どうしたの?」
「いやぁー、久しぶりのデートかなぁ?なんて…ね?和っ?」
「あぁ…春こそ…海は元気?」
「元気元気!祥大も帰ってきたし…」
お、お願い…
瑞稀くんには、触れないで…
そして、瑞稀くんも話しかけないでね?

が、そんなのもただの願い…
「あれ?春もデート?」
叶うはずがなかった。
「違くて…たまたまあったから…ね?」
「そ、そう…じゃ、またぁー!」
なんか、二人とも焦ってる…
なんかあるのかな?