「あ、あのね!はちみつ入りでいいかなぁっ?!」
最近、わたしのハマってる…
はちみつ入りのコーヒー。
「はぁ?俺ブラックが好きなんだけど…」
「わ、わかってるけど…気持ちがホッとするよっ?」
「ふぅん…お前がいーならいいんじゃねー?」
それって、いいって意味?!
よぉうし!
はちみつ…はちみつ…

「ん?!」
「どーしたぁー?」
「なんでもなぁーい。」
…や、やばい。
開かない!硬いっ…

んー…
「もうっ!」

かちゃ…
開いたっ!

スルッ…
えっ?

開いたはちみちのびんはスルッとわたしの手から離れて宙に舞った…
そして…
わたしは…頭からはちみつをかぶった。

な、なにこのアニメみたいな展開は…

「春樹ー…なにやってんのー?」
「な、なんでもなぁーい!やぱ、ブラックコーヒーでいいかなぁー?」
「んでだよ?」
と、だるそうにわたしのいるキッチンへ向かってくる…
「こ、来ないでっ!」
「んでだよ。」
「そ、それわぁ…」
キッチンに座って、全身ベトベトな姿のわたしは…祥大に幻滅されるに違いない。
「…へー?はちみつ…頭からかぶったんだぁ?」
「えっ、いや…あのぉう…」
幻滅されるーっ!

パシャ…

パシャ?
「祥大?!」
「いやー、可愛いなってさー?なんか、萌える。」
「な、なにいってんのよっ/////」
「なぁ?ベトベトして気持ち悪いだろ?俺が舐めって綺麗にしてやるよ。」
「な、舐めっ…////」
せ、セクハラっ!へ、変態っ!
「お仕置きも兼ねてさー?」
「それは、関係ないで…ひゃっ…」
「その反応…萌えるねー」ニヤッ
「ちょ…舐め…ないで…ひゃっ…」
祥大は、わたしの首を優しく舐める。