「あれー?海くんはー?」
「あ、姫ちゃん…おはよー♪海は家にいるよー♪」
「えー?マンションだから…誰もいないんじゃなかったー?」
「あ、実は…」
わたしは、大学生になってからマンションを借りて1人暮らししている…
だから、大学まで海を連れてきてた。
けど…昨日から、祥大がわたしの家で海をみてくれている…
仕事は、とりあえずまだないらしいし…
お言葉に甘えていると言うわけです…

「へー。んなら、今日春ん家行ったら…あんの、イケメン彼氏に会えんだー?」
「えっ…え?!」
「今日…春ん家に行く人ー!?」
「えっ、ちょっと…姫ちゃんッ!!」
姫ちゃんは、すごく楽しんでいた。

そして…
「いやー楽しみねー♪」
「うん♪」
姫ちゃんと三奈ちゃんがくる事に…
姫ちゃんは、ともかく…
三奈ちゃんはなぁ…

がちゃ…

「ただいまぁ…」
「「おっじゃましまぁーす♪」」
「春樹ー、おかえり。それと、いらっしゃい。」
「きゃー♪しょぉたぁくぅん♪」
で、でたよ…三奈ちゃんのすっごい高い声…
「春樹…海と散歩いってくるわ。」
「あ、うん…」
「そーゆーことなら…ウチら帰ります!
ほら、帰るよ三奈!」
姫ちゃんは、三奈ちゃんを引っ張って帰っていった。

「ったく…あいつ、うぜー。」
「ごめんなさい…」
「ほんとだよ。お仕置きしなくちゃな?」
祥大は、ニヤッ笑って海を奥の部屋においてきた。
「祥大…?」
「なした?」
どかっとソファーに腰をかける祥大。
…聞き間違えじゃないよね?
いま、お仕置きって言ったよね?!
わたし…もう大校生なんですけどー?!
お仕置きって年じゃないんですけどー?


「はやく、コーヒー持って来いよ。」
「…はぁーい…」
と、とにかく…忘れてもらおう!うん!それがいいよっ!