意地悪な彼に恋をした。


なんか、ちょっと複雑…

わたしも負けてられないっ!
祥大のところに行こうっ☆

と、その時…
「ねぇー?君一人〜?」
「君、可愛いねー?」
「中学生かなー?」
「えー、あそぼー?」
「ほら、行こう」
と、5人ほど…チャラい人たちがわたしに話しかけてきた。

……怖い。
祥大…怖いよ…助けて………

久しぶりあの感じを思い出した。
そう、人ごみのあの不安を。

「おい。お前ら俺の女になに触ってんの?」
「…あらら〜?逆ナンされてた…イケメンくんじゃないッスか?」
…そう、それは祥大。
「ほぉー?面白いこといってくれんなぁー…お前、生きて帰れると思なよ?」
祥大が睨みを効かせた瞬間…
「今回は、見逃してやるー!またねー!」
「ちっ…またはねーよ。」
「…クスッ」
「なに、笑ってんだよ。」
「べっつにぃー♪」
なんか、わたしのことで…
必死になってくれるのってなんか、すっごく嬉しいなぁ…

「ってか、お前…んな格好してっから…変なやつよってくんだろ////」
「だってぇ…」
気のせいだろうか…
祥大の頬が少し…ピンク色に染まって見えるのは…


「わーいっ♪うーみっ♪うみーっ♪」
「ガキか。」
「ガキじゃな〜い♪」
「はぁ…」
アレからずーっと遊んでいるわたし。
何時間だったことか…
おそらくもう、お昼過ぎ…
ちょっとお腹も空いてきた…


グゥ〜

は、恥ずかしっ////
「飯でも食うかぁ。じゃ、着替えて…いくぞー。」
「…うん!」


わたしと祥大は、汽車に乗って…
そば屋に向かった。

「そーば♪そーば♪」
「やっぱ、ガキだろ。」
「なんで?!」
「いってることが幼稚。」
「立派な高校生ですからー!」
「はいはい。」
…こんな会話できるのも、もう…終わりかぁ…一日がほんと、半端なくはやい…

「ん。」
「ふぇ?」
あ、黒あんみつパフェ!
一口くれるの?!
「あーん。…おぃひぃぃぃ♪」
「おっ♪久しぶりに聞いたなー、春樹のおいひぃ。」
「そぉー、かなぁー?…ん?」
「なした?」
そう、わたしは…祥大が帰ってきてずーっと気になってることがあった。
それは…耳。

祥大の耳には、何かついていた。
それは…
「ピアス。」
「は?それがどーした?」
「…そのピアスって…」
そう、そのピアスとは、わたしがプレゼントしたもの。
なにがいいか悩んだ末…ピアスの穴を開けてるわけでもないのに…ただのイメージでピアス買っちゃったんだっけ?
それなのに、今は…
つけてくれている…


もちろん、わたしも…
肌身離さず…
ブレスレット…それに…
指輪。
指輪は、ネックレスにして隠して身につけている。
それくらい、大切なもの。

…祥大もわたしと同じ気持ち?