着替えて、下に降りると…

ニヤニヤして、たいにぃがわたしに話しかけてきた。
「はるきー!おまえ、昨日盛り上がったんだなー?」
…盛りがった……
「…そんなことないっ!」
「どーだかー?」
「たいにぃのばーか!…祥大!行こっ!

「あぁ…お邪魔しました。」
「また、来いよー?」
「はい。」

祥大の手を引っ張って家からダッシュで出て行った。
「はぁ…はぁ…」
着いたのは…近くの公園。
「お前、走り過ぎ。んな、逃げることねーんじゃねーの?」
「だって…恥ずかしかったからっ!」
誰だって…
あんなこと言われたら恥ずかしいに決まってる!
「はいはい。どこ、行く?」
「どこでもーっ♪」
いや…ほんとは…海行きたいけど…
「じゃ、海行くかー。」
「いくいく!」
わたしの気持ちが伝わったー♪
さすが、祥大っ☆

そして、また…海に行った。
「わーいっ♪海、海、海〜♪」
「あんまり、はしゃぐなよ…」
「は、はーいっ」
でも、海と言えば…テンション上がるんだよねー♪

まだ、ちょっと海にははやいけど…
結構人もいるし…海の家もやってる!
水着の人たくさんいるもんねー♪
それに…気温も高いーっ♪
「祥大!着替えてくるね!!」
「ったく…」
さっき、パパッと家に寄って水着とか用意してから来た。

実は、この水着…
つい最近…アヤメちゃんたちと買いに行ったばっかりなんだぁー♪
なるちゃんだけど…
たしか、祥大くんをメロメロにしちゃうとかなんとか…

…絶対ない。ありえない。


さっ、早く行って…
早く遊ぼーっと♪


着替え終わって更衣室を出たら…
遠くの方で、祥大が逆ナンされてた。
やっぱりモテてる…