「今日は、何日?」
今日?…昨日が、6月23日だから…
今日は…
「24日?」
「せーかい。さて、なんの日でしょーかー?」
なんの日?…なんの日だろう……
あ!
せっかく泣き止んだのに…わたしは、また泣いてしまった。
「わた…し…の……ひっく…」
「誕生日おめでとー♪」
と、わたしに箱を差し出した。
「ん。受け取れよ。」
「…あ…りが…っ…とう…ひっく…」
その箱の中身は…
パープルカラーの蝶のブレスレット。
「泣くなよなー?泣き虫。明日帰るんだけど…俺から離れられんの?」
「…た、多分無理。」
「無理じゃねーよ。二年後帰って来るから。」
「で、でもぉー…」
「はいはい。デートするか?」
「うんっ!!」
「じゃ、もー寝ないとなー?」
「…えー…あ!ちょっと待って!」
「ん?なした?」
わたしには、ずーっと疑問だったことが…
「さっきのたいにぃとの会話!なんの話してたの?!」
「あー。知りたい?」
「…うんっ!」
「あのな、兄さんが春樹ってヤってる時ってやっぱエロいの?って聞いてきたから俺は…お兄さんが思ってる以上にエロくてかわいいです。って会話。」
ふーん…
なんだ、そんな話かー…
ちょっと待って…
なんか変だったよね?
祥大がわたしにかわいいって言った?
いや、そこじゃなくて…
いや、十分珍しいことだけど…
…ヤってる時の話をするなんてー!
しかもエロいとか…
「そーゆーこと言うなーっ////」
「春樹。うるさい、耳元で叫ぶな。」
「だって…////」
「…はぁ、あんな?お前が聞いて来たの。わかる?だから、文句言う権利ない。ってか、お前の兄貴から言って来たのわかる?俺はその質問に答えただけ。」
なんつー理屈。さすが、俺様様…
あ、こんなこといったら本気で殺される〜!!
「ま、デートしたいなら今すぐ寝ろ。」
「はぁーい…」
とにかく、睡魔には勝てそうにないし…いや、祥大にも勝てそうにないけどさ?
「おやすみ。」
「おやすみなさいっ」
わたしはこの時わたしの知らないところで…
思いもしないことが起きているなんてしらなかった。

