意地悪な彼に恋をした。


「へぇー?君が春の彼氏かぁー…」
や、やばい…
たぃにぃ…祥大を絶対殴るっ!

…え?
わたしがみた光景は…
「春をよろしくなぁー♪イケメンくん♪」
と、祥大の手をとってそういってる光景だった…
祥大は、全然戸惑いもしてなかった。
というか、祥大は逆に冷静に…
「こちらこそよろしくお願いしますっ」
と懐かしい猫かぶりの様子を見せてる。

「俺…君に聞きたいことがいっぱいあってさ〜?リビング行こ!リビングに!」
と、手を引っ張って行ってしまった。
もー、たいにぃは…子供なの?
祥大…顔がひきつってるし…
と、とりあえず…たいにぃがなにを聞くかわからないから…
ついてこぉ…

わたしがリビングにはいった瞬間…
「春ー。コーヒー用意してー。」
ゔ…普段たいにぃこき使わないのに…なんで今日に限って〜…
「はーい…」
「でさ、でさ?」
あーあ、わたしは除け者か…とりあえずコーヒーを入れるためキッチンへ向かった。

コーヒーを入れてると…
「えー?!祥大…それまじかよ?!」
と、ニヤニヤしながらこっちをみてる。
ってか、祥大って…
いつの間に友達みたいに?

「…熱っ」
コーヒーカップに目をやると、コーヒーカップからコーヒーが溢れてた。
…あーなにやってんだぁ、ばか。
話を盗み聞きしようと必死だったらコーヒーカップのほう忘れてた…

…ヒリヒリするー。
とりあえず…救急セットっと…
ゔ…棚の上…無理だぁ…届かない。
祥大に助けを求めようと、2人のほうをみても…2人で楽しそうに仲良さそうに……いっそ、付き合っちゃえー!(←もうやけくそ)

台、台…
この、椅子でいいかな?
見つけたのはちょっと不安定な椅子。
とりあえず、少しのあいだだけだし…

よっと…


グラッ…

「え?」

ガッシャーン…


わたしは、不安定な椅子から落ちた。
もちろん…椅子も一緒に倒れた。


さすがに、話に夢中になってた2人もわたしの方を向いた。
「…大丈夫かー?ドジっ子ー。」
と、たいにぃはばかにしてくる。
でも祥大は…すぐ駆け寄ってくれた。