「かわいーっ♪」
「千春は、三奈の相手しておいでー」
「ゆうのばーか!」
そういって千春くんは三奈ちゃんの方へいってしまった。
「で…春樹ちゃんは彼氏いないの?」
「えっ…////」
「いるわけないじゃーん?いたら合コンこないよー♪ゆぅくん♪」
えっ…?
…三奈??
三奈ちゃんは知ってるはず…
わたしと祥大が付き合ってること…
離ればなれになってること…
なのに…なんで嘘つくの?
「そーだよなー♪」
「そーよぉ♪ねぇ?赤城さん?」
わたしは、そっとうなづいた…
いや、うなづくしかなかった。
そう聞いてきたときの三奈ちゃんの顔が恐ろしく不気味な笑顔だったから。
「じゃ、わたしは千春くんとこ戻るわねぇ、」
「おうっ♪…ほらなんか、歌えよっ♪」
「あ、はい…」
ゆうくんに進められるまま、わたしは歌った。
歌いたくないのに…
身体が自然に動く…
やだよ、やだよ…祥大に会いたい…
「ねぇ?抜けださねぇ?」
「…え?」
「だから、はやく行こ?」
と、ゆうくんに手を引っ張られてドアの外にでてきた。
「…どこ行く?俺ん家でいい?」
「え…」
ど、どーしよ…
わたし、わたし…
「そんな、かたまるなってー?じゃ、俺の家へしゅぱーつ!」
「………」
あーあ、嫌になる…
わたしのこの性格治したい…
嫌なことは嫌ってはっきり言えるようになりたいよ…
と…
カラオケの外にでてしばらく歩いたところでゆうくんはいきなり止まった。
「よぉ?祐一。久しぶりだなぁ?ん?」「おぅ!久しぶり?」
この声…どこかで聞いたことある…
誰だったっけ?
「…お前、彼女作ったの?」
「あぁ。かわいいだろー?」
「は?んなわけ……って、お前。ほんとにお前の彼女?」
「…そぅに決まってんだろ?」
と、わたしの腕を掴んでる手が強くなっている。
「意味わかんね〜んだけど?」
「は?そっちこそ、意味わかんねーよ。」
…あのぉ、1番わからないのわたしなんですが…
ってか、誰…?
と…ゆうくんではない人の方をみると…

