意地悪な彼に恋をした。


「やっぱ、屋上はいいねぇー」
「そぉだねん♪」
すっかり、仲良くなった玲奈と鳴海ちゃん…
大和くんと和くんも仲良さそー…
祥大は…1人でいるっ、まるで一匹狼みたい…
わたしも、いろんな人と友達になりたいなぁっ♪
でも、祥大いるしっ♪
祥大がいないなら友達欲しいけど…祥大がいるから大丈夫!

さっ、ご飯ご飯~♪
「…ゔっ…」
開けてびっくりな弁当…
お米はカチカチになって食べれない状況…卵焼きじゃなくてスクランブルエッグは細かすぎるし…他のおかずも残念なことに……今日のご飯は食べれたもんじゃないなぁ…お昼抜きか…。

「春樹。」
「んー?」
「ほら、食えよ。」
祥大がメロンパンを差し出してくれた。
「え?いいの?」
祥大がものを簡単にくれるなんて…明日雨降るんじゃないかな?
とか、思いつつ…メロンパンを受け取った。(←失礼な奴…わら)

「お前の手作り弁当…ちょうだい?」
「……うん、いいよー…って、え?今なんて?」
「じゃ、もらうなぁ、」
「って、スルーしないでよっ!あーもぅ!」
人のことを簡単にスルーすると勝手に人の弁当を食べ出した。
「…まっず。」
……なんで、勝手に食べるかな。
初めて彼氏に食べさせたものをまずいって……
ま、確かにまずいけど…はっきりいいすぎっ!!
「でも…また作れよ?」
「あ、うんっ!」
こ、これは期待してもいいのかなっ?
玲奈達は四人でなにかコソコソしてるし…もぉ、なんか嫌な感じぃ…

「なぁ、春樹。」
「うん?」
「俺がもしいなくなったら…友達欲しいか?」
え?いなくなったら?
「祥大?」
「やっぱなんでもねー。」
「そ、そう?」
まさかどこか行くの?
ち、違うよね?祥大…
わたしから離れていかないよね?


「なぁ、ところで俺の誕生日覚えてる?」
あ、誕生日朝考えてたんだっけ?
忘れたけどっ♪
「…10月だったのは覚えてるっ」
「彼氏の誕生日くらい覚えておけ。」
そういいながら祥大はわたしにデコピンしてきた。
「ったぁ…もうっ!」
「一回しか言わねーから覚えてろよ?」
「う、うん…」
「10月11日。俺様の誕生日覚えてろ。」
11日…11日…11日…
よしっ覚えたっ♪

って、明後日じゃんっ!

「じゃ、教室戻るぞー。」
「あ、待ってよーっ」
わたしと祥大は先に教室へ戻った。