意地悪な彼に恋をした。


「ゔー…」
わたしが先に鳴海ちゃんと友達になったのにぃぃぃ…

と、ふてくされながらも6人で登校。

忘れてたけど…和くんもいたんだよねー。和くん…ごめんなさいっ!


「じゃ、またあとでー!」
「ばいばぁい!」

……で、どうして…
「大和くんがA組にいるの?」
「…へ?」
ちなみに…A組は、わたしと祥大のクラス…
B組は、玲奈と和くんのクラス…
他はFクラスまであって…
じゃなくて!
「なんでっ?!」
「俺、A組だから!知らなかった?」
「おい。大和…春樹に話しかけんな。」
と、大和くんの頭を軽く叩いた。
「いって~」
と、大げさに頭をさする大和くん…
その姿に思わずわたしは笑った。
「わぁいっ♪春ちゃんが笑って…いって~」
あ、また叩かれた…
祥大ってば叩きすぎーっ
「いい加減にしろ。」
「だ、だってー!春ちゃんが俺に話しかけてきたんだよー?」
「は?春ちゃんて呼ぶな。」
「あーはいはい。」
「おーい。ホームルーム始めるぞー。」

先生が来たから大和くんが席に戻ったと思った…

と、思ったのに…

「はーるちゃん♪」
「…ゔ…だからなんで?いるの?」
「ここ俺の席っ♪」
「あっそうですか…」
大和くんの席は見事にわたしの斜め後ろの席。
ま、楽しそうだからいいかなぁー?


「ねーねー!大和ー!」
「あ!鳴海ーっ♪」
今は昼休み…
鳴海ちゃんが大和くんに近づいてきた。
「6人でご飯食べよー?」
「あぁ、いいよっ!」
……6人?
「ほぉら、いこ?」
と、わたしの手を引っ張ってきた。
あ、わたしですか?
友達に誘われるのは幼稚園ぶり…
「うんっ////」
嬉しすぎるっ♪

そして、鳴海達と屋上へ向かった。
祥大はもちろん…わたしの後ろについてきた。