「しょ、祥大ぁ…」
「なに?」
「服大きかったみたいですっ♪」
開き直るが勝ちよっ☆

「で?」
「…はい?」
「それがどうした?」
「………」
あははっ…祥大に見捨てられそうです…
「嘘。ちょっと、待ってろ。待ってる間にご飯食ってこい。」
「はぁい…」
はぁ…祥大って、優しいのか意地悪なのか…
いや。考えるまでもない…
意地悪に決まってるーっ!!

「もしもし?姉貴。あぁ…ちょっと頼みてぇことあんだけど…」
祥大…おねぇさんと電話?
どーしたんだろ…
ま、いいやぁ…ご飯食べてこよー…

…和食っ!
これぞ日本のご飯だよぉっ♪
「いただきまぁすっ☆…ん〜っ!おいひぃぃぃっ」
やばぃっ!祥大のご飯美味しすぎるーっ♪

ガチャ…

「はるき、うまいか?」
「うんっ♪」
「そか。」
ピンポーン…

だ、誰?
まさか、浮気相手?!(←どんだけ、祥大を疑ってるんだよっ笑)
「あ、来た。」
「祥大〜。」
この声は…
「祥大のおねぇさんっ!」
「春樹ちゃぁんっ♪」
そういって、抱きついてくる。
抱きつくところ、祥大に似てるなぁ…

「…おい。姉貴…あんまり春樹に触んな。」
「あーはいはい。」
おねぇさんに離されたと思ったら、今度は祥大がわたしの手を引っ張って抱き寄せた。
え?!抱き寄せっ///
「春樹、なに赤くなってんの?」
「な、なってないっ////」
「ふーん?」
「な、なによっ////」
「別に?」
別にってなによっ!
もぉっ!
「おねぇさん。なにしにきたんですか?」
「あぁー!えっとねー。この服届けに来たのっ」
「服??」
「そぉっ♪祥大に頼まれて持って来たのっ♪」
祥大に??
じゃ、さっきの電話は…服のこと?
服だけのために??