…ま、眩しい。
いつも、こんな眩しかったっけ?

「いつまで寝てんの?」
え?祥大の声…?
なんで?昨日…
「あ!祥大っ!」
「そぉだけど…なに?」
「な、なんでもないです…」

すっかり忘れてた…
今日、千奈さんの家に乗り込むらしくて…わたしもついていくことになって…


それで…祥大が泊まっていけよ。っていって…
そうだ、そうだ!
一緒に寝る寝ないで、バトルしたんだったーっ!
で、わたしが負けて…祥大と一緒に寝たと…
「…ククッ…」
「え?!祥大?!」
一人で考え込んでいると祥大が一人で笑い出した。
え、まさか…とうとう壊れた?
「お前、百面相かよ…表情変わり過ぎだから。」
う、嘘っ…そんな顔に出てた?
「ご、ごめんなさい…」
「なんで、謝る?ん?かわいいからいいじゃん。」
「/////」
な、なんでそんなこと簡単に言うかなぁ?ってか、普段そこまで優しくないじゃんっ////

「なに赤くなってんの?ほら、はやく準備すれよ。」
…ゔっ…やっぱいつもの祥大だ…
「服は、アヤメが使っていいと。」
「あ、うん…」
アヤメちゃんには、ほんと感謝だなぁ…
アヤメちゃんがいなかったら、わたし…記憶取り戻してなかったと思う。
ありがと、アヤメちゃん。

そして、ここは元アヤメちゃんの部屋…
「か、か、か、かわいいー♪」
家具は全て白で統一されていて…女の子ーって感じでーっ♪
服も清楚ってか、お淑やかていうかぁ…
ほんと、アヤメちゃんは…お嬢様のイメージしかないなぁっ♪

わたしも女子力欲しい…

「なに、落ち込んでんの?まさか、服…大き過ぎたのか?じゃ、服買いに「大きくないもんっ!」」
失礼しちゃうっ!そこまで…身長低くなんて……えへっ、大きいみたいです…