愛川さんは俺の杞憂を他所に、笑顔で言い放った。
「さぁ、ウレシハズカシ自己紹介ターイム♪は後回しに、敵をサクッとやっつけてしまいましょう!」
「って、言われても・・・・」
ちなみに、俺達の会話の最中もヌイグルミモドキは路上に引っかかったまま、プルプルとしていた。
弱そうだ。明らかに。
だが、サイズがハンパなくて、どうにかしろと言われてどうにかできるものでもない。
「ぱんぱかぱーん☆」
グリンピースがグ○コのキャラみたいなポーズで、いきなりのファンファーレを口走った。
えぇ……ソレって戦闘ヒーローにありがちのキメポーズだったりしますか?
得意げに小鼻を膨らませたグリンピースはいそいそと背負っていたリュックを漁りだした。
取り出されたモノを覗き込み、俺の目は点になった。
マツボックリ……………????


