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休み時間。
綾夏と話そうと席を立ったら、
「さくら」
と呼ばれた。
「・・・ほぇっ!?涼太くん?
なに?」
眩しい太陽の光が彼の髪に反射して、きれいな色をしていた。
「あのさ、俺昨日引越してきたばっかだからまだ近所の道が分からないんだ。
さくらさ、もし時間あったら今日の放課後案内してくんない?」
あまりに涼太くんが眩しい笑顔で言うから、
即OKした。
「いいよっ!!今日はママがお仕事休みだから、私の家に寄っていきなよっ」
「はは、そうだな。さくらの母さんには世話になってたからなー。
んじゃ、放課後よろしくな!」
「うんっ!!」
そう返事して、何気なく前の方を見ていたら。
「神埼くんっ!!!」
・・・綾夏の声。
