教室に入ってきたたかぎくんは、スラリと長い手足に栗色の髪の毛、整いすぎた顔だちで
正真正銘のイケメンだった。
「高城涼太です。サッカーが好きで小・中学ではずっとやってました。
これから宜しくお願いします。」
たかぎくんがそこまで言った瞬間、私は全部思い出した。
あ、たかぎくんって幼稚園と小学校が一緒だった涼太くんだ!
うそ・・・こんなトコで会えるなんて!!!
小学5年生の時に私が引越しちゃって、それから会ってなかったの。
懐かしいっ!涼太くんたら、すっごくイケメンになってて別人みたい。
「では、高城くんは・・・そうね、瀬川さんの隣空いてるわよね?
そこに座って頂戴」
わっ!!!!?
り、涼太くんの隣!?
嬉しいけど、すっごく緊張するっ!
涼太くんは覚えてるかな?
やがて涼太くんは席につき、私の方を向いた。
「よろしくおねが・・・あれ? もしかしてさくら?」
「涼太くん!?小学校以来じゃない!私のこと覚えててくれたの?」
「あたりまえじゃんっ。大事な幼馴染なんだから」
そう言ってニコっと微笑む彼がかっこよくて。
私の心臓はドキンと音をたてた。
