わたるの家に着いた。
『ここ俺んち』
ちょっと緊張。
『まあ、入れよ!』
「うんっ♪おじゃましま〜す」

わたるの部屋はシンプルにまとめられていた。
「わたる…?」
わたるがこっちに近付いてきて、キスをしてきた。だんだんキスが深くなる…
「…んっ、ん」
『なつき…いい?』
その後、あたしはわたるとひとつになった。
あたしにとっての初体験。痛かったけど、好きな人とひとつになるのは、すごく気持ち良かった。
「ありがとう…」
あたしは、わたるに言った。
『?』
予想通り、わたるは困っている。
「もう、5時だっ!あたし帰るね!」
冬だから外はもう暗い。
『俺、送ってくよ↑』
「うんっ!ありがとう☆★」

わたるはニケツで送ってくれた。
今日..たのしかったよ↑
「今日はありがとね〜っ♪楽しかったよ!」
『おうっ!じゃあまたなー!』
あたしとわたるはキスをして別れた。

あたしは、わたりからもらったリングをつけた。
今日はすごくいい1日だったな…。
あたしの心はいつの間にか、山啓ではなく、わたるでうめつくされていた。