あいつらに言った言葉の半分以上はオレの本音。 小春が死んじゃうなら、オレも死にたい。 未来に希望なんてないというなら、生きていても仕方ない。 小春と出会ったあの日から、オレの中心にはいつも 『リク』 あったかくて優しい、陽だまりのような 小春の存在があったんだ。 それがなくなってしまうというなら。 「ホント……殺してくれればよかったのに」 吐き出し、自嘲気味に笑った時だった。