ずっと感じていた息苦しさが増し、私を追い詰める。 「あ……はっ……う……」 制服の胸元をわし掴むと、ドクンッと心臓が跳ねた。 そして、まるで立ちくらみのような感覚が私を襲い…… 「小春っ!?」 切羽詰まったリクの顔が見えたのを最後に、私の意識は 沈んでしまった。