青色キャンバス



「ごめん…さい…あっ!!」


―バサバサッ


自分の声で目が覚めた。
呼吸を乱しながら周りを見渡す。


良かった……
私の…部屋だ……



「私はまた……」


何度この夢を…
私はいつ許されるんだろう……


「ふっ…うっ…蛍ちゃん……」



私は両手で顔を覆った。
涙が溢れて止まらない。


「ごめんなさい…ごめんなさい……」


蛍ちゃん…ごめんなさい……