青色キャンバス



「絵を描かれてたんですか!それはそれは、どうです?あちらに私のアトリエがあるんですよ。描いていかれませんか?」

「えぇっ!?で、でも私なんてぺーぺーで…」



プロの画家の前で描くなんてお目汚しすぎる…


「ここで出会ったのも何かの縁。ささっ」


伊達さんは私の背をぐいぐいと押す。


えぇぇっ!!
伊達さん強引すぎるよー!!