思わずぎゅっと目を瞑る。 しばらく立っても一向にやってこないその瞬間にそっと目を開ける。 「何してんだよ?」 そこには松本君の腕をがっしり掴んだ男の子。 いや…男の人って感じ。 栗色の髪にこれでもかって位整った顔。 イケメンとはこういう人を言うんだって、そう実感する。 この人見たことあるような… それにこの人の服… 「あ?なんだお前。店員の分際で何してんの?」 そう、白いワイシャツに黒いズボン。それに腰に巻かれた黒いエプロン。 胸元には「STAFF」と書かれたプレートがキラリと光る。