「カワイイって思われてたなら光栄じゃん!な?」
晴は侑里の頭をわしゃわしゃと撫でた。
「なにそのポジティブ思考。
私には存在しない要素だわ。」
侑里はわしゃわしゃとされた髪を直した。
「またまたー。」
晴は侑里を肘でぐりぐりーと囃し立てた。
「絡みがだるっ!」
侑里は笑いながらそういった。
真央は結構淡泊な性格だったために親と話している感じだが、晴は本当に今時の男子な感じがして侑里は少し戸惑った末、悪態を吐いた。
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