「あ、確かに。
同じクラスでも話せないよ」
侑里は真央の方に振り向いた。
扱いやすいなと真央は思ったが、グッと心にしまった。

「五分の一の確率だから滅多にないよそれは」
真央と侑里は校舎内に入った。
この学校は上履きに履き替える必要がない。

「でもそういう時に限って同じとかになるんだよね」
侑里は、うーんと唸った。