「付き合ってんじゃない?
なんかお似合いだし。
カワイイ男の子」
玲も吊り革に掴まり、真央を見て言った。

「あーいうのがタイプ?」
晴は大きく口を開けて欠伸をした。

「まああんたみたいな奴よりはね」玲は至極冷たく言い放った。

「玲冷たいなー。」

「うっさい。」