待ち合わせのレストランは、車で15分ほどのところにあった
車内では終始、おばさんが上機嫌で話しかけてくれる
適当に相槌を打ちつつ、早く終わらないだろうかと
窓の外を見つめる
しかも、おばさん、結構運転荒い…
黄色信号は、普通減速し始めると思うんだけど、ぐっとアクセルを踏むらしく、体はその度に前のめり…
私、まだ死にたくないんですけど…!!!
常々、海斗の運転に慣れているとこういう時余計に神経が磨り減る
性格的にそんなに穏やかではない海斗の運転だが、おばさんの運転よりははるかに乗り心地がいいのだと一人思う
たった15分だけど、海斗の運転する車が恋しくなった
連れて来れられたレストランは、海斗とたまに行くような上品とこだった
ドレスコードはなくても近いものがある
なぜ、ここ…
しっかりメイクまでされたしるふは思わずレストランの前で立ち止まる
引き返したい気持ちでいっぱいだが、おばさんに手を引っ張られ、結局中に入る
ええい、ままよ…
「ごめんねー、遅れて」
叔母が笑顔でそういった先にいたのは、叔母の友達と言われて、納得と思うほど似たような雰囲気の女の人と
薄いベージュのスーツを着こなした優しげな男性だった
仏…か?
思わず心の中でつぶやいた
車内では終始、おばさんが上機嫌で話しかけてくれる
適当に相槌を打ちつつ、早く終わらないだろうかと
窓の外を見つめる
しかも、おばさん、結構運転荒い…
黄色信号は、普通減速し始めると思うんだけど、ぐっとアクセルを踏むらしく、体はその度に前のめり…
私、まだ死にたくないんですけど…!!!
常々、海斗の運転に慣れているとこういう時余計に神経が磨り減る
性格的にそんなに穏やかではない海斗の運転だが、おばさんの運転よりははるかに乗り心地がいいのだと一人思う
たった15分だけど、海斗の運転する車が恋しくなった
連れて来れられたレストランは、海斗とたまに行くような上品とこだった
ドレスコードはなくても近いものがある
なぜ、ここ…
しっかりメイクまでされたしるふは思わずレストランの前で立ち止まる
引き返したい気持ちでいっぱいだが、おばさんに手を引っ張られ、結局中に入る
ええい、ままよ…
「ごめんねー、遅れて」
叔母が笑顔でそういった先にいたのは、叔母の友達と言われて、納得と思うほど似たような雰囲気の女の人と
薄いベージュのスーツを着こなした優しげな男性だった
仏…か?
思わず心の中でつぶやいた

