君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~

~空斗side~

…琴音に、気ー使わせてしまったな…。



俺ホント嘘とか、隠すのが下手だ。




情けない。




「蓮は…」




聞かなかったらよかった。




盗み聞きなんかをした自分が悪いんだけどな。




「うん、考えないでおこう。



まだ、蓮に確認したわけじゃないし、蓮も“もしかしたら”って言っていたし。」



まだ決まったわけじゃない、決まったわけじゃない…




自分に言い聞かせながら、俺は眠りについた。