「ふーーっ。」




手紙を書き終わって封筒に入れると、あたしは深く息を吐いた。





我ながら、結構書けた方だと思う。





“ずっと一緒に居たい”




この想い、空斗に届きますように。





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ピロリン♪




ん?ケータイ?




そこには『蓮』という文字が出ていた。




『久しぶり、琴音!元気にしてたか?




最近すれ違うのが多くなって、なかなか会えてないな(--〆)



んでさ、明日会えねーか?




昼前に行くから、部屋で待っててくれ!』




ぷっ!




顔文字とか、かわいすぎ!!





あたしは、





『分かった!待ってまーす(*^_^*)』





と送りかえした。




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空に輝く流星群を見ながら、あたしは眠りについた。




流星群はあたしの気持ちと裏側に見とれるほど綺麗に流れていた。




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