「咲~!」 私に抱きついた腕は、いつもの香りがした。 「ゆっちゃん!」 彼女は『森岡 雪奈』 中2からの友達だが、今は誰よりも仲良しなんだ。 「いいなぁ。咲、制服誰よりも似合ってるもん!」 ほっぺをふくらませながら、そう言った。 かわいいなぁ。 「ゆっちゃんはモテるからいいんだよ~。」 言い返すように言ったが、私も彼女も笑ってしまった。 そんな女子トークをしながらついに高校についた。