キーンコーン カーンコーン








「えぇ、今日は甘沢休みっと・・・」






今日は昨日美沙が言ってた通り休みだ








休み時間




陽は工藤さこの所に行った





「なぁ話があるんやけど・・」





「何?」



さこは首を傾げながら言った



「お前、嘘ついてただろ」




「え」



「だからぁ俺が告られた時お前

俺の近くにいたんだろ」







「何それ・・私のこと疑ってる

んってか誰から聞いたの?」




さこは何故だか怒っている




「甘沢が昨日言ってたんだよ。

どうなんだよに行ってたんじゃなくて俺の近くにいたんだろ
本当のこと言えよ」






陽の怒りは収まらなかった






「私が嘘ついてるとでも言いた

いわけ彼女が嘘ついてるっ

てこともあるかもしれないんだ

よ?毎野くん騙されちゃ駄目

だよ」





さこは笑みを浮かべて言った



「は意味わかんねぇ

騙される何のことだよ」





陽は疑問に思う




「あのね、美沙は毎野くんのロ

ッカーにあるノート少しだけ破

ったんだよ。私見てたもん」






さこは真剣な顔で陽の目を見ながら言う





「嘘だろ」





陽は半信半疑で自分のロッカーにあるノートを見た






すると・・本当に陽のノートが少しだけ破れていた






「・・んだこれ」





「ね破れてるでしょこ

れで私のこと信用できるでしょ









さこは嬉しそうに言った





「マジかよ・・」





陽はそう言いながらその場にしゃがみ込んだ