雄志の答えに、私の体温がすっと冷めていくのを感じた。


やっぱり、そうなのだ。


どんなに雄志が私のことを気にかけてくれても、雄志は私たちを許してくれない。


心の中は絶対に、私には見せてくれないのだ。