「やっぱ女子にキャーキャー言われる為なら、今流行りのサッカー部やろ~…て赤坂くんが言ってきてね。
じゃああたしが、マネージャーやるわって話になったんだ。
………ん、心花?」



「……………………」



タコさんウインナーの落ちたフォークを握りしめたまま、私はしばらく意識が現実から離れたままになってしまっていた。


ボーっとする私の目の前で心配した夕陽が手を振っているようだけど、それにも気付く事ができなかったぐらいなんだから。




…夕陽が、サッカー部のマネージャー…?