「しーちゃんがよかったら一緒に住まないかい?」

「え?」

「実はさっきの話をすこーし聞いちゃってね。ここに住めば少しはお金の心配もなくなるよ」

「で、でも...」

「それに2人で一軒家は少し広くてね、あまった部屋ならいくつかあるから大丈夫だよ」


おばあちゃん...。

でも本当にいいんだろうか?

別に今のことは自分の問題だから自分で解決しなきゃいけないのに...。


「それじゃ、しーちゃん考えておいてね?」

「う、うん。おばあちゃんお茶ありがとう」

「うん。どうしいたしまして」