「結構雨降ったね!!びしょびしょだ!!」
「・・・うん」
無事に私の家に着きました!!!
本当は楓太の家に行っても良かったんだけど私のほうが家が近いからこっちに決定。
二人でずっと玄関で立ってるのもなんだし私は楓太のためにタオルを取りに行った。
きっと楓太は自分がびしょびしょだからって玄関で待ってると思うから急ごうっ!!!
途中で転びそうになったけどちゃんとタオル届けました!!!
「そんなに慌てなくて大丈夫だよ!はーい、タオル貸して?ちゃんと拭こうねー」
楓太は私が持っていたタオルをヒョイっと取って私の髪を拭いた。
私は楓太のためにタオルを取ったのに!!!
ま、こんなこともあろうかと思って実ははもう1枚持ってた私!!!天才でしょっ!!
そのもう1枚で私も楓太の髪をわしゃわしゃと拭いた。
必然的にお互いをわしゃわしゃしあってる感じに!!
たまには雨も悪くないね!!っとさっきまでとは真逆なことを考えていた私がいたのだった。

