ドレスアップされ、きれいにメイクされたあたしはほんとに自分じゃないみたい。


「…キレイ」

思わずつぶやいていた。
「はい!とても似合ってますわ!これなら、和輝様ともお似合いです!」

…和輝?

「あの、和輝様って…さっきの?」

「ええ、ご主人様の息子様で、後継者の方です。」