そんなことを考えていたある休日の昼過ぎ。

突然和樹さんが、部屋にやってきた。


「フランスに!?」

「ああ、少しだけど。多分1ヶ月以内。でもおまえもいくことになるから、準備しとけ。」


「は、はい…。」

「じゃ。」