「ひとつだけ、聞いて。」 あたしは静かにうなづく。 「俺…まだあきらめてないから。優華のこと。」 いつになく、真剣な表情の斗真に見つめられ、あたしは身動きがとれなくなった。 「今でも、優華のこと大切に思ってるし、守りたい。」 そこまでいって、斗真が鍵を開ける。