何であたしに聞くの? 会長はお父さんだし、あたしなんかよりもずっと和樹さんのこと、知ってるはずなのに… 「え…っと」 思わず口ごもると、ハナが見かねたように声をかけてくれた。 「あ、会長。先ほど会長にお聞きしたいことがありまして、探していたのです。少しよろしいですか?」